天然資源が豊富で鉱業が主要産業のひとつとなっているカナダ。AGNICO EAGLE社はカナダ最大のマラティック鉱山で金の採掘を行っている企業だ。そんなマラティック鉱山の現場で、保守監督として働くスティーブとその仲間たち。「この仕事が大好きなんだ」と口を揃える男たちと共に、日立建機のマシンは今日も力強く稼働する。
スティーブは油圧機器の会社を経営する父のもとに生まれた。砂場でおもちゃの機械を手に遊んでいた少年は、機械工学を学び、やがて父の仕事を手伝うようになる。「部品の清掃から始まって、ポンプやエンジンの修理、設備への取り付けまでなんでもやったよ」機械への情熱は父親譲りなんだ、と笑うスティーブ。その情熱は子どもたちにも受け継がれたようだ。昨年行なわれた家族向けのイベントで鉱山を見学した子どもたちは、父を誇りに思い、父のように働くことを考え始めた。「ここは鉱山が街に隣接していることもあって、同業者が多くいる。チームのみんなは同僚でもあり友人でもあるんだ。その信頼関係が強みのひとつだね。鉱業という仕事がまるで大きな家族のように我々をつなぎ、支えてくれているんだよ」
生産オペレーターのヨアン、鉱山作業監督者のニコラスとマーク=アンドレもまた、周囲の人々が鉱山で働いていたことでこの仕事に興味を持ち、AGNICO EAGLE社で働くようになった。そんな彼らにとって、日立建機のマシンとはどんな存在なのか。「最初に日立建機のショベルを買ったのは、生産目標を達成するためだった。思った以上のパフォーマンスで、すぐに2台目を購入したよ」マークがそのきっかけを語ると、「実際、日立建機のショベルのおかげで生産性が大幅に向上したんだ」と二コラスが頷く。では、日立建機のマシンは他とどう違うのか。それについてはオペレーターの立場からヨアンが答えてくれた。「最大の違いは操作性の良さだね。油圧操作が滑らかで、大きいのに繊細なコントロールが可能なんだ」ファビュリストエンジニアのパトリックも、「掘削時には遠隔で操作することもあるんだ。離れた場所での操作は難しい。だからこそ、最も信頼性の高いマシンを選んでるんだ」と技術者の視点から語る。
また、彼らが日立建機のマシンを選ぶ理由のひとつに、代理店であるWAJAX社の存在があるとマークは言う。「WAJAXとは毎月会議を開いてるんだ。何かあれば迅速に解決策を提示してくれるんで助かってるよ」WAJAX社のルックによれば、「高品質なサポートを提供できるのは、日立建機が顧客サービスに力を入れているからだ」と。同社のジャンがさらに詳しく語る。「画像や映像を送り、直接エンジニアとやりとりができるシステムのおかげで、迅速な対応が可能になっているんだ」スティーブがそれぞれの言葉をまとめるように言う。「ここは24時間年中無休で機械を動かしているからね。それに耐え得るパワフルさ。過酷な環境でも動く頑丈さ。遠隔でも安心して使える信頼性。迅速なサポート。それらを満たしてくれるマシンが必要なんだ」
広大な自然を相手に働くスティーブたち。「この仕事が大好きなんだ」と口を揃える男たちと共に、日立建機のマシンは今日も力強く稼働する。