カナダ全土に120以上の支店を持ち、3万5千もの顧客を抱える日立建機の認定代理店WAJAX。そのWAJAXで、ケベック州建設部門の地域販売マネージャーを務めるミシェル・コルネリエは「日立建機とのパートナーシップがサクセスストーリーを生み出すんだ。我々の前には明るい未来が広がっている」と、誇らしげに語った。
日立建機とはカナダ西部では1993年から、カナダ東部では2001年からずっと一緒に仕事をしてきた。
1999年にWAJAXでのキャリアをスタートさせたコルネリエ氏のキャリアは日立建機のマシンと共にあったと言っても過言ではない。そんなミシェルの目に、日立建機のマシンはどう映っているのだろうか。「非常に評判がいいよ。頑丈で操作性がよく、設計も考え抜かれているからね。うちの顧客はみんな日立建機のマシンを気に入っているんだ」
ケベック州ラバルのWAJAXのサービスマネージャー、マーティン氏も、日立建機が顧客から選ばれる理由がわかると語る。「日立建機が選ばれる理由はたくさんあるけれど、そのひとつが“部品の供給と信頼性”だね。日立建機にはエンジニアやサポートスタッフとリアルタイムで対話できるプラットフォームがあるから、すぐに必要な部品や解決策を用意できるんだ」
WAJAXの技術者であるシルヴァン氏は日立建機のマシンをお客さまへ納入する準備を請け負っている。彼も日立建機のテクニカルサポートは完璧だと語る。「最近のマシンは衛星追跡ができるようになっているからね。シリアル番号を入力すれば、世界中どこからでもマシンを追跡できて、エンジンの圧力、モーター出力、油圧ポンプの温度までリアルタイムで確認できる。この機能のおかげでオフィスにいながらにしてトラブルを把握できるんだ」
WAJAXの従業員も日立建機の最新のソリューションをお客さまに提供するために努力を惜しまない。トレーニングプログラムを受講し新製品や技術を学び、お客さまへ最高のサービスを提供するように努めている。
WAJAXのビジネス開発の責任者を務めるプラウフ氏は言う。「毎週月曜、ボスであるミシェルと必ずミーティングをするんだ。そこで各営業担当からお客さまの状況を聞いているよ。もし問題があればすぐに対応できるようにね」売って終わりではない。サポートまで含めて最高のサービスを提供する。その姿勢が信頼につながり、多くのお客さまがWAJAXからマシンを購入するのだろう。「俺の血はオレンジ色なんだ」とプラウフ氏は笑う。WAJAXの人々が日立建機との仕事を誇りに思っていることがよく分かった。
近年、WAJAXは日立建機との直接取引を拡大している。「日立建機のことをよく知らないお客さまは、初めに1台だけマシンを購入する。でもすぐにその数は増えて60台になる。だからお客さまをサポートするためにインフラや人材を整えておく必要があるんだ」これが日立建機とWAJAXとのパートナーシップが生み出すサクセスストーリーだ。「両社の協力のおかげで、我々の前には明るい未来が広がっている。お互いのこれからがますます楽しみだよ」とコルネリエ氏は語った。