世界の現場から - インドネシア 採掘場での石炭の運搬/建設機械のリース事業
炭鉱事業を営むPTレゼキマクマールセントーサ社(以下、PT RMS社)は、インドネシア・バンジャルマシンにあるビンアン採掘場で操業している。同社は、石炭の採掘と輸送の間に行われる仮置き・粉砕の過程において、適切な積載能力を持ち、機敏で燃料効率の高いホイールローダを求め、日立建機のグループ会社であるヘキシンド社と共同でホイールローダZW310-5Aを導入した。
PT RMS社は、「ZW310-5Aは大きなけん引力に加え、エンジンの回転数を制御し、燃費を低減しながらスムーズな操作ができるアクティブエンジンコントロールシステムを持ち合わせている。その優れた性能のおかげで、仮置き・粉砕過程における時間のロスを削減することができた」と評価し、期日内に生産目標を達成できたと語った。
採掘場で実際にZW310-5Aを操作したオペレータは、「安全性が高く、丁寧な動きにも対応できるのでとても快適だ」とコメント。
CV スーリヤインダー社は、インドネシア・西スマトラ州パダンを拠点とする建設機械のリース会社だ。同社は20年ほど前に事業に参入して以来、日立建機のグループ会社であるヘキシンド社と協力してきた。
CV スーリヤインダー社は建設機械の需要増加もあり、2018年まで事業を発展させてきた。売上高を前年から大きく伸ばし、建設機械の所有数を拡大。現在、19台の中型油圧ショベル、3台の大型油圧ショベル、2台のホイールローダを所有している。その中核を成しているのが日立建機のホイールローダZW220-5Aである。
同社は「ZW220-5Aの強みは、操作性の高さとメンテナンスのしやすさにある。私たちはZW220-5Aのおかげで収益性を高め、適切な建設機械の所有により顧客に対するサービスを向上させることができた」とコメント。
ビジネスを成長させ、現在も顧客の信頼維持につながっているという。
CVスーリヤインダー社は、「Z W220-5Aは、オートマチックトランスミッションと自動でラジエータについたほこりを除去するクーリングファンを備えている。その上、予備部品も入手できるため操縦者や整備士にとっても便利」と語る。