TIERRA+ JOURNAL - 日立建機からのお知らせ/イベントレポート
SDGsへの取り組みやイベント情報、最新トピックスまで、
日立建機グループにまつわるさまざまなニュースをお届けします。
topic:1 日立建機アメリカが始動しました
2022年3月1日より、北中南米全域でホイールローダや油圧ショベル、コンパクト製品、鉱山機械の販売・サービスを提供する「日立建機アメリカ」が始動しました。
日立建機は、北中南米全域での独自の販売・サービス網の再構築に取り組むため、2021年8月にディア&カンパニー社との北中南米事業の合弁事業に関する業務提携の解消に合意し(2022年2月に解消)、10月にホイールローダの製造・販売を担当していた日立建機ローダーズアメリカの社名を「日立建機アメリカ」に変更。そして11月には、土浦工場から最新の高効率油圧システム、作業現場の安全性を向上させるエアリアルアングル、サービスソリューションConSite OILを標準搭載する油圧ショベルの初号機を日立建機アメリカに出荷し、従業員の教育など販売開始に向けた準備を進めてきました。また、コンパクト製品は日立建機ティエラ、サービス部品はつくば部品センタ、鉱山機械は常陸那珂臨港工場から、北アメリカの契約代理店へと出荷しています。
3月1日、日立建機アメリカで開催されたオープニングセレモニーには、150人以上のスタッフが集結。世界最大規模のマーケットとなる北中南米で信頼できる機械とサービスを提供し、日立ブランドのシェア拡大をめざす第一歩となりました。
ジョージア州にある日立建機アメリカ社屋で行われたオープニングセレモニーでは、Alan Quinn(アラン・クイン)取締役社長による激励のスピーチや絵画の贈呈式が行われました。
topic:2 働きやすい職場環境の実現をめざし工場棟を新設
日立建機グループでは、国内主要拠点の再編と従業員の働きやすい環境の整備を通して、さらに強靭な事業体質の実現に向けた体制づくりと働き方改革を推進しています。その一環として、現在、国内の生産拠点への工場棟新設を進めています。
茨城県の土浦工場では、2021年6月より生産現場をサポートする間接部門のための「事務管理棟」が稼働しており、部品の共通化や制御システムの統合といった開発部門を集約するための「エンジニアリング棟」も2022年度中に完成予定です。
さらに、茨城県の龍ケ崎工場には生産部門と開発部門が共用する「総合棟」(2022年度中完成予定)を、兵庫県の播州工場には、分散していた複数の事務棟、食堂、更衣室を集約した「総合棟」(2022年12月竣工予定)を新設し、従業員のコミュニケーションのさらなる活性化と職場環境の充実を図ります。
日立建機は今後も優秀な人財の確保と多様な働き方を推進し、各地域の活性化にも貢献していきます。