TIERRA+ JOURNAL - 日立建機からのお知らせ/イベントレポート
SDGsへの取り組みやイベント情報、最新トピックスまで、
日立建機グループにまつわるさまざまなニュースをお届けします。
「CONEXPO 2023 」
アメリカ合衆国 ラスベガス・コンベンションセンター
北米最大の建設機械見本市
「CONEXPO 2023 」に初出展しました
2023年3月14日から18日に開催された、北米最大の建設機械見本市「CONEXPO 2023」に日立建機アメリカとして初めて出展しました。メディア向けカンファレンスや、建設機械、部品・サービス事業の展示を通じて、日立建機が世界市場で培ってきた実績を背景に、米州市場でも先端の製品、サービス・ソリューションを提供できる体制が整っていることをアピールしました。また、本展示会には世界から約2,000社の建設機械メーカーなどが参加しており、世界のトレンドを把握する貴重な機会となりました。
CONEXPOには13万9,000人が来場。日立建機アメリカの展示ブースにも多くの人が来場されました。メディア向けカンファレンスには、石井壮之介取締役会長、アラン・クイン取締役社長らが登壇。「米州市場で直接、建設機械を販売するようになり売上が伸びている」「今後も事業を拡大していく方針」と、実績と今後の戦略を語り、業界紙記者やアナリストから期待が寄せられました。
日立建機アメリカスタッフの集合写真。3月15日には、屋外ブースで、数百人の代理店やお客さまと交流の時間を持ちました。
実機の展示やサービス事業を紹介
日立建機アメリカの展示ブースでは、新発売の7型シリーズを含むミニ・中大型油圧ショベル、ホイールローダの26機種に加え、欧州市場で展開しているバッテリー駆動式ミニショベルZX55U-6EBを展示。遠隔で機械の状態を診断し、ソフトウエア更新を行なう「ConSite Air」や、稼働中の機械のオイル状態を監視する「ConSite OIL」などのソリューションも紹介しました。また、北米向けに建設機械の販売金融を行なう合弁会社ZAXIS Finance 社の紹介や、「PREMIUM USED」ブランドの中古車も展示しました。
バッテリー駆動式ミニショベルZX55U-6EB。お客さまの関心の高さがうかがえました。
屋内、屋外の展示ブースで油圧ショベルやホイールローダの実機を展示。また、屋内ブースに設置した、鉱山機械のシミュレーターやEX5600のバケットを模した撮影スポットは、順番待ちの列ができるほど好評をいただきました。
中南米市場向けの中小型油圧ショベルを スリナムの代理店へ初納入
日立建機ヨーロッパは、日立建機アメリカと連携し、中南米市場で初めて、スリナムのSEMC Hardware社にZX240LC-5G、ZX350LCH-5G、ZX670LCR-5Gなど9台の油圧ショベルを納入しました。建設機械の販売、サービスを行なう同社によると、納入した建設機械はスリナム奥地にある金鉱山に導入される予定です。
1975年にオランダより独立したスリナムは、日立建機が高いシェアを誇るオランダから中古車や補修部品を入手しやすく、現在Merian鉱山ではEX3600-6が6台稼働しています。日立建機製品の品質、耐久性の高さが、スリナムにある複数の金鉱山会社に認められ、信頼を得たことが今回の納入につながりました。
ZX670LCR-5Gは、SEMC Hardware社のグループ会社であり、金鉱山を操業するSuriname Earth Moving Contractors社で使用されます。