平成24年(2012年)3月期第1四半期決算発表説明会 主要な質問に対する回答の要約
Q:11年度の油圧ショベル世界需要の見通しはどのようになりますか。
A:中国市場においては、金融引き締め等により需要に鈍化傾向が見られるものの、その他新興市場の増加や米国をはじめとした先進国の需要回復等により油圧ショベル需要は拡大しており、現時点では対前年+7%の245,000台と想定しています。なお、マイニング(鉱山)需要においても好調に推移しています。
Q:第二四半期の業績予想を修正されていますが、修正した理由は何ですか。
A:油圧ショベルの世界需要は、北米、日本、アジア等で拡大しておりますが、金融引き締めなどによる中国の需要減少のため、5月26日に公表した世界需要を下回るものと想定します。このような状況により、第2四半期累計の売上高は前回予想を下回りますが、採算性の高い部品・サービス事業が好調に推移し、また原価低減の進捗などにより営業利益、経常利益、純利益とも前回予想を上回るものと想定します。
Q:通期の業績見通しに関して、内容を教えてください。
A:中国での需要減少や円の独歩高等もありますが、当社では中国で販売予定していた本体を好調な地域へ振り向け、売価の改善や資材費低減の推進、経費削減等などの対応を継続して行い、通期の業績見通しを達成したいと考えています。