平成25年(2013年)3月期第2四半期決算発表説明会 主要な質問に対する回答の要約
Q:マイニング(鉱山)機械市場の今期見通しとキャンセル状況はどうですか。
A:マイニング機械の当社今期売上見通しは、上期821億円、今年度1,821億円となる見込みです。キャンセルはインドネシアの石炭を中心に発生しましたが、顧客であるマイニング企業の今後の投資計画はなおも積極的と考えています。受注残は、超大型油圧ショベルで約10ヶ月分、マイニングダンプトラックで約7ヶ月分持っています。
Q:値上げについて。
A:北米は値上げ確定分増を、日本はレンタルで値上げを実行したこと等を反映しています。
Q:今回の業績見通しでは、下期の利益率が非常に高いがその理由は。
A:マイニング本体と部品サービスの構成比増加、及び、在庫を圧縮することにより利益を確保していきます。
Q:設備投資金額の見通しはどうなりますか。
A:マイニング事業の設備投資が当社にとり重要であることは変わりません。2012年度では、建設機械用コンポーネントの設備投資を減額します。
Q:棚卸資産残高は、産業機械を除いたベースで第1四半期末に比べて増えているが、主たる要因は。
A:マイニング機械の納入遅れやキャンセルによる影響で、在庫金額増となっています。