平成26年(2014年)3月期第3四半期決算発表説明会 主要な質問に対する回答の要約
Q:2013年度のマイニング売上高見通しを下方修正されましたが、その背景を教えてください。第3四半期に於いてデリバーの延期やキャンセルなどは発生していますか?
A:第2半期末に受注確定していた案件で、インドネシア等で2件のキャンセルが発生しました。また、商談中の案件の多くが納入時期の延期や中止となり進捗が進まず、需要環境も引き続き低迷していることからマイニング機械需要を前年度比4割強減に下方修正したものです。
第3四半期末の受注確定案件の積み上げにより、2013年度マイニング売上高見通しを10月公表値から170億円下方修正し、1,285億円といたしました。
Q:たな卸資産が3,548億と昨年度末に対し399億円増加していますが、内訳はどのようになっていますか?
A:本体在庫が1,197億円で前年度末より87億円増加しました。そのうちマイニングは330億円で、前年度末より減少しましたが、需要旺盛な中国・日本での在庫を積み増したことにより建設機械で増加しています。部品在庫は1,154億円で前年度末より183億円増加しました。そのうちマイニング用部品は660億円で、前年度末より約170億円の増加となっています。長納期部品が入庫する一方で、マイニング機械稼働率の低迷に伴い売上が減少したことによるものです。
Q:為替について、感応度はどのくらいありますか?
A:第4四半期の見通し金額における営業利益への為替感応度は、ドルに対し1円変動すると2億4千万円、ユーロに対し1円変動すると7千万円、元に対し0.1円変動すると1億5千万円になります。
第3四半期迄の累計実績での影響額は、売上ベースで+597億円、営業利益ベースで+275億円生じております。また、年度見通しでの影響額は、売上ベースで+766億円、営業利益ベースで+395億円生じる見込みです。