ZC125M-5マカダムローラを発売
2014年11月4日
―排出ガス規制のオフロード法2014年基準対応―
日立建機株式会社(社長:辻本 雄一)は、新型マカダムローラZC125M-5(運転質量10,125kg)を11月7日から発売します。
ZC125M-5は、「特定特殊自動車排出ガスの規制に関する法律(オフロード法)」2014年基準に適合、国土交通省の超低騒音型建設機械の基準値もクリアし、環境にも配慮しています。
また安全性・作業性・メンテナンス性を向上、道路工事など様々な現場での転圧作業に活躍が期待されます。
販売目標は、国内外合わせ年間50台を見込んでいます。
主な特長
1. 安全性、快適性の向上
- 階段になだらかな傾斜をつけたヒューマンステップの採用で乗り降りが容易。
- 機械の前後から1m離れた位置にある、高さ1mの物が運転席から視認できる、欧州視界基準“1×1”(ワンバイワン)をクリア。
- 赤外線を利用した、人物や障害物を検知する安全補助装置「後方ガードセンサ」を標準装備。
- キャノピを簡単に折りたためるガスダンパでのアシスト機構と取っ手を採用。
2. シンプルで使いやすい、高い作業性
- HST(Hydro Static Transmission)駆動の採用で、滑らかな発進・停止が可能。
- 走行に連動した散水間欠タイマ、走行停止時に散水を停止する走行連動機能を装備。
- 車体がまっすぐな状態を知らせる、直進インジケータランプを装備。
- サスペンション付きシートの採用で、長時間の作業でもオペレータの負担を軽減。
3. 環境に配慮
- 特定特殊自動車排出ガス規制の2014年基準に適合。
- 国土交通省の超低騒音型建設機械指定機。
4. メンテナンス性
- 散水ポンプは、ポンプ詰まりが起こりにくいインペラ式を採用。
- ワンタッチで脱着可能な散水ノズルを採用し、ノズル詰まり時の清掃性を向上。
- フィルタ類を集中配置してあるので、日常のメンテナンスの負担が軽減。
主な仕様
項目 | ZC125M-5 |
運転質量(kg) | 10,125 |
機械質量 (Kg) | 9,380 |
走行速度 | 低速(km/h)7 |
高速(km/h)15 | |
最小回転半径(m) | 6.2 |
登坂能力(%)(度) | 47(25) |
締固め幅(mm) | 2,100 |
エンジン名称 | クボタ V3307-CR-TE4B |
エンジン定格出力(kW/min-1)(PS/rpm) | 54.6/2,200 (74.2/2,200) |
動力伝達 | 静油圧変速式2段 |
タンク容量 | 燃料タンク(L)120 |
散水タンク(L)670 | |
標準小売価格 (万円) | 1,180 |
注)単位は国際単位系によるSI単位表示。( ) 内は従来の単位表示を併記。消費税別。 |
ZC125M-5
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