ZW80-5Bホイールローダを発売
2015年2月12日
-排出ガス規制のオフロード法2014年基準に適合-
日立建機株式会社(社長:辻本 雄一)は、新型ホイールローダZW-5 シリーズとして、ZW80-5B (標準バケット容量0.9m3、運転質量4,895kg)を2月20日から発売します。
本製品は、特定特殊自動車(オフロード法)排出ガス2014年基準に適合したホイールローダで、現行モデルの良さを踏襲しながらも、経済性や作業性能、オペレータの快適性など、ホイールローダに求められるあらゆる点を改良し、ユーザーニーズに応えています。
販売目標は、国内向けに合計で年間650台を見込んでいます。
主な特長
1. 時代にマッチした環境性能
- オフロード法2014年基準(特定特殊自動車排出ガス2014年基準)に適合しています。
- 排出ガスの後処理装置は「酸化触媒」のみで、PM(粒子状物質)を捕集するセラミックフィルタが不要なクリーンエンジンを搭載しています。
- 国土交通省 低騒音型建設機械指定機です。
2. 作業性の向上
- 高出力エンジン採用で余裕のある作業性を実現しました。
- 大きなダンピングクリアランスとリーチ、小さな旋回半径で様々な作業現場に対応します。
3. 快適な運転空間と操作性
- 各種車両状態を表示するモノクロ液晶モニタをセンターパネルに内蔵しました。
- サスペンションシートを標準装備し、快適な運転操作性を実現しました。
- 乗降口の左右にグラブハンドルと大型ステップを装備し、優れた乗降性を実現しました。
4. メンテナンスの負担を低減
- 次回オイルおよびフィルタの交換までの時間を表示します。
- PM(粒子状物質)を捕集するセラミックフィルタがないため、一定時間ごとのフィルタ清掃・交換が不要です。
- フルオープンボンネット、ステップ付カウンタウエイトの採用で優れた整備性を実現しました。
主な仕様、価格
項 目 | ZW80-5B | |
標準バケット容量 (m3) | 0.9 | |
運転質量 (kg) | 4,895 | |
エンジン | 名称 | DEUTZ TD2.9L4 |
最大出力 (kW/min-1) | 49/2,200 | |
全長(バケット地上時) (mm) | 5,235 | |
全高(バケット地上時) (mm) | 2,790 | |
全幅 | 車体(mm) | 1,920 |
バケット(mm) | 1,990 | |
ホイールベース (mm) | 2,200 | |
バケットヒンジピン高さ (mm) | 3,165 | |
ダンピングクリアランス (mm) | 2,500 | |
ダンピングリーチ (mm) | 880 | |
標準小売価格 (万円) | 880 | |
注)単位は国際単位系によるSI 単位表示。価格は工場裸渡し、消費税別。 |
ZW80-5B
以上
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