ZW30-5Bミニホイールローダを発売
2015年9月25日
日立建機株式会社(社長:辻本 雄一)は、新型ホイールローダZW-5シリーズとして、ZW30-5B(標準バケット容量0.4m3、運転質量2,795kg)を 10月1日から発売します。
ZW30-5Bは、国土交通省排出ガス対策型建設機械3次基準(指定申請中)に適合したミニホイールローダで、従来機の操作性、安全性を踏襲しながらも、作業性能、オペレータの快適性など、ホイールローダに求められる点を改良し、ユーザーニーズに応えています。
販売目標は、国内向けに合計で年間1,500台を見込んでいます。
主な特長
1. 時代にマッチした環境性能
- 国土交通省排出ガス対策型建設機械3次基準に適合。(指定申請中)
- 「国土交通省超低騒音型建設機械」。(指定申請中)
2. 優れた操作性と安全性の高い運転空間
- パワートレインには実績のある信頼性が高いハイドロ・スタティック・トランスミッション(HST)システムを採用し、アクセルワークひとつで車両の速度を制御することが可能。
- 乗降口の左右にグラブハンドル(手すり)と大型ステップを装備し、乗降性の向上を実現。
- シートベルトを標準装備。
- キャノピ仕様の他、安全性の高いROPS/FOPSキャブをオプション選択可能。
3. 多彩なオプション装備
- 大きなごみが浮遊している作業環境向けに、ラジエータダストスクリーンをオプション設定。
- 盗難を抑制するNSキーを標準装備。さらに盗難抑止効果の高い電子キーロックをオプション設定。
- 畜産用バケット、亜鉛メッキバケット、各種除雪プラウ、フォークなど、利用条件に応じたアタッチメントを用意。
- ZW30-5Bは旧型機と互換性があり、バケットやプラウ、フォークなどの手持ちのアタッチメント(LX20-3の一部およびLX20-7とZW30の全て)をそのまま有効活用することが可能。
4. メンテナンス性の向上
- フルオープンボンネットの採用で優れた整備性を実現。
主な仕様
主な仕様 | |
項目 | ZW30-5B |
標準バケット容量 (m3) | 0.4 |
運転質量 (kg) | 2,795 |
エンジン名称 | クボタ D1703-DI-K3A |
エンジン最大出力(グロス) (kW/min-1) | 18.5/2,200 |
全長(バケット地上時) (mm) | 4,140 |
全高(バケット地上時) (mm) | 2,415 |
全幅 車体 (mm) | 1,505 |
全幅 バケット (mm) | 1,570 |
ホイールベース (mm) | 1,780 |
バケットヒンジピン高さ (mm) | 2,685 |
ダンピングクリアランス (mm) | 2,155 |
ダンピングリーチ (mm) | 775 |
標準小売価格(万円) | 545 |
注)単位は国際単位系によるSI単位表示。価格は工場裸渡し、消費税別。
寸法、価格はキャノピ仕様時になります。
ZW30-5B
以上
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