中古車流通ソリューションサービスを開始
2017年3月28日
日立建機株式会社(執行役社長:辻本 雄一)は、連結子会社で建設機械の販売、サービス、レンタルを行う日立建機日本株式会社(取締役社長:櫻井 俊和)を通じて、日本国内で、日立建機ブランド製品の下取り、売却および中古車輸出を検討されるお客さま向けに、流通先の国・地域における排出ガス規制や燃料事情に合わせた仕様に改造する「中古車流通ソリューションサービス」を2017年4月1日より開始します。
現在、日本国内の多くの建設機械は、特定特殊自動車2011年基準に適合する超低硫黄軽油(ULSD:硫黄分濃度15ppm以下)を燃料として使用することを前提にしたディーゼルエンジンおよび周辺機器を搭載しています。そのため、日本国内の建設機械を超低硫黄軽油の入手が難しい国・地域で稼働させる場合、エンジントラブルを引き起こす可能性が高まります。
本サービスは、お客さまが保有する日立建機ブランドの中古車が、超低硫黄軽油の入手が困難な国・地域でも順調に稼働することを目的とし、まず油圧ショベルZX-5Bシリーズを対象に、排出ガス後処理装置の取り外しや、ソフトウエアの書き換えを行い、稼働時のエンジントラブルのリスクを低減するものです。
日立建機グループは、「地球上のどこでもKenkijinスピリットで身近で頼りになるパートナー」をめざし、引き続きお客さまの課題を解決するソリューション「Reliable solutions」をお客さまと協創し、お客さまの課題である「安全性向上」、「生産性向上」や「ライフサイクルコストの低減」に貢献していきます。
以 上
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