インドの製造現場の中核を担う人材育成をめざす「ものづくり技能移転推進プログラム」に参画
2017年9月15日
日立建機株式会社(本社:東京都台東区、社長:平野 耕太郎/以下、日立建機)は、このたび、日本およびインド政府が共同で進める「ものづくり技能移転推進プログラム」に、インド国内で建設機械の製造および販売・サービスの事業を展開する連結子会社 タタ日立コンストラクションマシナリー Company Private Limited(マネージングダイレクタ―:Sandeep Singh/本社:インド カルナタカ州 ベンガルール/以下、タタ日立社)を通じて参画します。
「ものづくり技能移転推進プログラム」は、中長期的に経済成長が期待されるインドの製造分野において、インドが掲げる「メイク・イン・インディア」、「スキル・インディア」に貢献するためのプログラムで、日本・インドの官民連携の下、10年間で3万人のものづくり人材を育成することを目的としています。2016年11月11日に、経済産業省およびインド技能開発・起業省が、本プログラムを促進し、協力していくことについて覚書に署名しています。
今回、日立建機は、本プログラムの目的および両国政府の取り組みに賛同し、本プログラムの柱の一つであるインドにおける製造現場の中核を担う人材を育成する人材育成機関「日本式ものづくり学校(Japan-India Institute for Manufacturing/以下、JIM)」に、経済産業省から認定を受けた上で、教育施設の整備および教育プログラムの構築を行います。タタ日立社の所有するダルワッド工場敷地内の教育施設にて、JIMの取り組みを進めていく予定です。
日立建機グループは、経済成長が著しいインドにおいて、社会インフラ整備で使用される油圧ショベルなどの建設機械の提供のみならず、本プログラムをはじめとした取り組みを通じ、インド国内の人材の育成にも貢献していきます。
■タタ日立社概要■
1. 社名
Tata Hitachi Construction Machinery Company Private Limited
2. 従業員数(2017年3月31日現在)
2,052名
3. 拠点数(2017年3月31日現在)
製造拠点: 3拠点
販売・サービス拠点: 237拠点
4. インド事業売上収益(日立建機連結 2016年度実績)
約486億円
5. 沿革
1984年 日立建機とテルコ社(現 タタモーターズ)の建設機械部門が、業務提携契約を締結
1998年 ダルワッドで製造工場を稼働開始
2000年 テルコ社の全額出資子会社 テルコ コンストラクション エクイップメントCompany Limitedに資本参加
2008年 カラグプルで製造工場を稼働開始
2010年 日立建機が連結子会社化
2012年 タタ日立コンストラクションマシナリーCompany Limitedに商号変更
2015年 タタ日立コンストラクションマシナリーCompany Private Limitedに商号変更
以上
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