中国市場に「 ConSite OIL 」の提供を開始
2019年9月4日
東南アジア市場に続き中国市場で 最新の ソリューション を提供
日立建機株式会社(本社:東京都台東区、執行役社長:平野 耕太郎/以下、日立建機)は、従来、ヨーロッパや日本市場などで、お客さまから幅広く好評をいただいてきたサービスソリューション、「ConSite® OIL(コンサイト オイル)」を、2019年10月以降、中国市場で提供を開始します。
これに先立ち、「ConSite® OIL」について9月4日~7日まで中華人民共和国(以下、中国)の北京で開催される「BICES 2019」でご紹介します。
中国向けの「ConSite® OIL」の提供は、今月よりインドネシアやシンガポール、マレーシア、タイ、ベトナム、フィリピン、カンボジア、ラオスなどの東南アジア各国向けに順次提供を始めることに続くもので、これで「ConSite® OIL」を通じたサービスは東南アジアから中国と、アジア全域をカバーすることになります。
とりわけ発展する中国市場に「ConSite® OIL」を提供することで、お客さまの製品のマシンダウンを未然に防ぎ、稼働率の向上に寄与し、さらにより良いサービスを提供することが可能になります。
「ConSite®」は、お客さまのデータから価値を創出し、デジタルイノベーションを加速する日立グループの先進的なデジタル技術を活用したソリューション/サービス/テクノロジーの総称「Lumada®」のソリューションの一つです。「ConSite® OIL」は、稼働する建設機械に搭載した「オイル監視センサ」からエンジンオイルや作動油の情報を24時間モニタリングするとともに、建設機械の稼働・位置情報などのビッグデータを蓄積するGlobal e-Service®(グローバル イー サービス)によってオイルの状態を自動で診断し、お客さまと代理店のサービススタッフなどにレポートを自動で配信するサービスソリューションです。
「ConSite® OIL」は、2017年10月1日より、ヨーロッパ、日本、オーストラリアで順次提供を始め、お客さまの建設機械を常に見守ることで、センシングによる遠隔での故障予兆検知率を58%(2019年3月末時点)に高めてきました*。今後、2020年度以降の目標として、AIや分析・解析技術を積極的に取り入れることにより、故障予兆検知率を約90%に高めることをめざしています。
日立建機グループは、センシングによる遠隔での故障予兆検知率をさらに高め、より適正なサービスや部品の提供を行うことで、お客さまの機械の不具合や故障の発生を低減し、お客さまの課題である「ライフサイクルコスト低減」に貢献していきます。
*サービスソリューション 「ConSite®」全体での数値(日立建機調べ)。
「BICES 2019」出展展示会概要
(1) 名 称:BICES 2019
(2) 会 期:2019年9月4日(水)~7日(土)
(3) 会 場:中国国際展覧中心新館
出展内容
- ホイールローダZW310-5A
- 油圧ショベルZX360K解体仕様機
- サービスソリューション「ConSite®」(会場内で「ConSite® OIL」のパネルを展示)
■関連情報
■商標注記
- Lumadaは、株式会社日立製作所の登録商標です。
- Global e-Serviceおよび ConSite は、日立建機株式会社の登録商標です。
以上
ニュースリリース記載の内容は、発表日現在の情報であり、その後予告なしに変更される場合もありますので、ご了承ください。