日立建機2023年度新入社員向け社長訓辞(要旨)
2023年4月3日
執行役社長兼COO 先崎 正文
入社おめでとうございます。新入社員の皆さんを迎えることができ、大変嬉しく思うと同時に、皆さんの人生の重要な節目に、日立建機グループと共に歩む選択をしていただいたことに対し、感謝申し上げます。ありがとうございます。
本日、皆さんは社会人としてのキャリアをスタートされました。一日も早く、日立建機グループ発展のための頼もしい担い手として活躍されることを期待します。
私から皆さんに心掛けていただきたいことは、「基本と正道」です。何事にも「基本」というものがあるように、仕事にも「基本」があります。確固たる基本を身につけていれば、いかなる環境下においてもチカラを発揮することができ、自分を見失うことなく適切に対応できるはずです。そのため、まずは太く強固な「基本」を身につけることです。
そして「正道」、これは「正しい道」と書きます。何か行動しようとする時に「自分の為だけではなく、周りの人の為になるのか」、「社会の為になるのか」を問うて、「Yes」の道を進んでください。また、日立建機グループのVISIONである「豊かな大地、豊かな街を未来へ。安全で持続可能な社会の実現に貢献します。」やコンプライアンス遵守の考え方に沿っているのかを常に問うて、「Yes」の道を進んで下さい。これが基本であり、正道です。
我々は、建設機械メーカーです。お客さまや社会のニーズに応えるべく、「基本と正道」に則って、製品すなわち「モノ」を開発し、真摯に造り、販売会社や代理店を通してお客さまに届ける。加えて、「コト」と言われるソリューションをお客さまと共に創り上げて提供する、そのすべての大元が「基本と正道」です。
日立建機には、70年を超える歴史があります。その中で、昨年は、北中南米事業の独自展開と、資本構成の変化に伴う新たなパートナーとの協業が本格的にスタートするという、2つの大きな変化がありました。「第二の創業」と言える大きな出来事です。皆さんは、その真っ只中にいます。
このような環境の中、皆さん一人ひとりが、お客さまや社内の先輩達と充分にコミュニケーションをとりながら成長を続け、斬新な発想で、価値のある新たな施策やソリューションを生み出していってくれることを大いに期待しています。
(2023年4月3日、土浦工場において)
日立建機について
日立建機は、油圧ショベル、ホイールローダ、道路機械、鉱山機械などの開発・製造・販売・サービスの事業をグローバルで展開している建設機械メーカーです。新車販売以外の事業である部品・サービス、レンタル、中古車、部品再生などの「バリューチェーン事業」の強化に注力し、デジタル技術を活用することで、お客さまとのあらゆる接点において提供するソリューションを深化させています。世界に約25,000人の従業員を擁し、2021年度(2022年3月期)の連結売上収益は1兆250億円、海外売上収益比率は約79%です。
詳しくは、日立建機のウェブサイトをご覧ください。
以上
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