教員の民間企業研修を実施
8月7日から9日の三日間、教員の民間企業を実施しました。この研修は、教職員が企業活動を実際に体験し、経営理念に基づいた経営戦略や顧客対応、コスト意識を実感することによって、校務活動や授業改善に生かしてもらうことを狙いとしており、2011年度より実施しています。今年度は8名の教職員の方が参加しました。
初日は、本社で企業理念やCSR、環境に対する企業の取組みについての説明を座学中心に行いました。二日目は土浦工場の見学と技術研修センタを見学しました。土浦工場では、モノづくりの工程と安全管理やビオトープになっている排水施設を見学しました。また、技術研修センタでは、国内外のサービス関係者の実習の現場や実機のデモンストレーションを見学しました。三日目は霞ヶ浦総合研修にて、人財の育成についての話を聞き、人財育成をテーマに2チームに分かれてグループディスカッションを行い、そのとりまとめを発表しました。
参加者からは、「OJTの重要性がわかった」「日本のモノづくりの高さがわかった」「Kenkijinスピリットが大変参考になりました。教育の場でも実践していきたい。」といった感想をいただきました。今後もいただいたご意見を励みとして、企業研修を続けていきます。
土浦工場 機械遺産の前で
技術の伝承についての説明(土浦工場にて)
カットモデルの説明を聞く(技術研修センタ)
ホィールローダの実演を目の当たりに
日立グループの歴史についての講義
グループディスカッションの発表の様子