第8回製造業実務研修会を開催
8月27日、常陸那珂臨港工場において、中小企業の現場での安全・品質の向上を目的にした常陽産業研究所主催の「第8回製造業実務研修会」(日立建機協賛)を開催しました。 今回の研修は、製造業においての基本となる整理、整頓、清掃、清潔、躾の5つの「S」を徹底する「製造現場の5S活動」を実施しました。
研修会には、県内外の製造業13社から25人が参加しました。午前の部では座学を中心に5S活動の目的や取り組み方について学んで頂き、午後からは工場内のトレーニングセンターへ場所を移しました。普段から使い慣れているドライバーやペンチ、スパナなどの工具を安全かつ効率よく並べる方法(形跡管理)を実際に行ってみました。参加者からは「5S・3定(定位、定品、定量)の目的が安全と生産性向上につながることを再認識した。」という言葉をいただきました。
今後は、研修の幅を広げ、更なる製造業者の技術力向上に役にたてるように努めていきます。
5Sの取り組みについての座学の様子
5つのグループ分かれ、形跡追跡を実践
工具の形に合わせスポンジを切り抜く
工具の形跡追跡の完成