かすみがうら清流泉
日立建機霞ヶ浦工場の生活廃水は、きれいな水に処理して田んぼの用水路に放流しています。
2012年4月、機器製造部長の 『魚が棲めるくらいきれいな水を一目で確認したい!』 の一言をきっかけに清流泉をつくる活動を始めました。 水槽はおふろのリフォームで不要になったステンレス浴槽を再活用。水槽に水を送り込むポンプには職場長のアイデアにより、竪型のポンプを使用。不要となった電線リールなどを使い流れ落ちる放流水の力で回る羽車を製作し、そこから地上までビニールホースを巻きつけ、水を汲み上げる仕組みです。お金と動力源を使わず、リサイクル品を使い手作りしました。
この池は従業員からネーミング募集をし、「かすみがうら清流泉」と名付けられました。 今では池に放流した金魚とめだかが赤ちゃんを産み、新しい生態系となっています。休憩時間にその様子を見に来る従業員もいます。これからもここに住む生きものの成長をあたたかく見守っていきます。
かすみがうら清流泉
手作りポンプ
看板もリサイクル材を使った手作りです!
※看板の作り方
半端材の栗の木を使用。文字を印刷した紙を看板に貼り付け、文字の周りをペンでなぞる。紙の裏を鉛筆で塗りつぶしておくと、なぞった文字が見易くなります。そして紙を剥がして文字を墨汁で塗りつぶす。
この時、白いチョークで看板を塗っておくと墨汁が木の目に沿ってにじむのを防げます。
魚大きくなったかなぁ?
かえる君も遊びに来てくれました
昨年産まれた金魚の赤ちゃん
しじみ君も清流泉の住民です