動物保護の福祉施設を訪問(日立建機アジア・パシフィック)
動物の福祉施設は、支援を必要としている動物たちのための地元の慈善事業です。その使命は、捨てられて行き場を失ったペットたちの命を守ることで、これらの動物たちのために倫理感をもって思いやりのある扱いを継続して行っていくことです。
2014年9月19日の午後に日立建機アジア・パシフィック(HMAP)より、CSR委員会メンバー7名を含む9名のボランティアが施設を訪れ、住む場所をなくした25匹の犬と有意義な時間を過ごしました。 この犬たちは種類も大きさもまちまちで、里親に引き取られることを待っているのです。ボランティアたちは、これらの犬は予防接種を受け、駆虫薬も与えられているので、健康な生活を送れていることを知りました。また、この施設では犬以外にも、うさぎ、ガチョウ、孔雀、鶴や、いろいろな種類の魚の世話もしていることを知り驚きました。
ボランティアたちは、施設のスタッフに教えてもらい、犬たちを外の運動場へ連れ出し、日常運動である散歩の世話をしました。犬たちはスタッフによってしっかりと訓練されているため、行儀よく振る舞っていましたが、見るからに嬉しそうでした。そのような犬たちを見ることは、言葉にできないくらい喜ばしいことでした。さらにボランティアたちは犬たちが清潔な環境で生活できるよう、腕まくりをして汚物の掃除をし、犬たちにブラシをかけたり洗ってあげたりしました。犬たちはシャワーの時間になり、ボランティアたちがタオルやシャンプーを用意する間行儀よく待っていました。また、犬たちはボランティアたちとは初対面であったにも関わらず、大人しくシャワーを浴びせてもらっていました。そしてシャワーが終わると昼寝のために犬小屋に戻りました。
HMAPは地元にとってコミュニティーの大きな一部でもあり、恵まれない動物たちのサポートのために、約20,000円相当の缶入りドッグフードやドライドッグフードを寄贈しました。
その日の終わりに近づくと施設を訪れたボランティアたちは寂しい気分になりました。その施設を去る前に彼らは、犬たちを“君たちのことは決して忘れないよ”という意味を込めて抱きしめました。メンバーのこのような活動が、動物保護の福祉施設の活動を地域にもっと知ってもらうきっかけになり、恵まれない動物たちに引き続き安全な住み家を提供できることを期待しています。