ホルチン砂漠緑地化活動の新プロジェクトを発足(日立建機(上海))
日立建機(上海)(HCS)が2004年より10年間続けてきたホルチン砂漠緑化運動は、「日立建機の森」と称した10万㎡の砂漠地帯への植林、緑化に大きく貢献しました。新たに始まる次の10年間の活動は、HCSのパートナーであるディーラー26社が新たに加わり、13万㎡の砂漠地帯への植林を始めます。8月20日、この新しいCSRプロジェクトの発足記念式典が行われました。
メディアカンファレンスの様子
日立建機の森
この式典には、日立建機・山田CSR推進室長、HCS・徐 広報部長、プロジェクト参加ディーラーの代表、沈 紅霞氏、NGOグリーンネットワーク代表の大滝隆司氏、ディーラー幹部、メディアなど40名が参加。前回のプロジェクトでの成果と今回の計画が報告されました。
ボランティアによるバケツリレーの水やり
前回の活動では、砂漠地帯へ植林した樹木を不当な伐採や野生動物から守り、大きく育てることに成功。緑化が進んだことで風塵被害を抑え、環境への改善につなげました。また、植林した木々の世話を付近の村の人たちに依頼することで、継続的な雇用を生み出すことにも貢献しました。この活動は、日立製作所より「CSR活動環境賞(2009年、2010年)」、「インスピレーション・オブ・ザ・イヤー(2012年)」を受賞しています。新しく始まるプロジェクトでは、さらなる自然環境改善、社会環境の変化が見込まれています。砂漠から緑地化した大地で家畜を飼うなど、地域経済の発展にも期待が寄せられました。