教員の民間企業研修を実施
8月5日から7日までの3日間、文京区教育委員会、公益財団法人東京都私学財団からの依頼を受け、日立建機本社ほかで、教員の方11名に対する民間企業研修を実施しました。
本研修は、教員の方が企業活動を実際に体験し、経営感覚やコスト意識を実感するほか、社会の一員としての心構えや組織における役割などを再認識することを目的としています。
具体的には、研修プログラムとして、1日目には、日立建機グループの概要や日立建機グループの価値基準・行動規範である「Kenkijinスピリット」の説明を行い、コンプライアンスや環境への取り組みなど、企業の社会的責任について説明しました。2日目は、土浦工場の見学や技術研修センタの見学を通じて、「モノづくり」と「ヒトづくり」の大切さを実感してもらいました。最終日となる3日目は、霞ヶ浦総合研修所にて、ミニショベルの試乗や溶接シミュレーションを体験し、訓練校の教官との意見交換会の後、グループディスカッションで持続可能な社会の実現のために、企業や学校をはじめとした教育機関は、何ができるか話し合いました。
参加者からは、「人を育てるということ、その取り組みなどについて企業が行っていることを身近で感じることができた」、「今回の研修を通して、本校が行っている私学経営にも取り入れられるものがたくさんあったので、活用いたします」などの感想がありました。
対応した社員も参加者の高い向学心に刺激を受けた3日間でした。
日立建機グループは、今後も本研修などを通じて、社会の持続的発展に寄与していきます。
機械遺産 油圧ショベルUH03の前で
技術研修センタでの研修風景