「びわこペーロン」と、外来魚駆除の魚釣り大会(日立建機ティエラ)
滋賀県は1991年に中国湖南省と姉妹都市提携を結んでおり、湖南省より同年、2艇のペーロン(中国に由来する幅が狭く長い船)の寄贈がありました。それを機に琵琶湖で毎年ペーロン大会「びわこペーロン」が開催されています。25回目となる今年は8月23日(日)に開催され、日立建機ティエラから20人乗り2艇(1艇は日立建機からの応援者も交えた混合チーム)で参加しました。
琵琶湖には多くの固有種の魚類がいますが、45年ほど前よりブルーギル、ブラックバスをはじめとする外来魚によって生態系が崩れてきています。かつては米粒でも釣れるといわれた「ぼてじゃこ(アブラボテ)」がいなくなり、かわってブルーギルがあふれています。滋賀県では固有種を守るため有害外来魚の駆除事業を進め、2006年に推定生息量1,914tいた外来魚が2013年には916tと半減してきました。
今回のペーロン大会に合わせ、ティエラでは初めて外来魚駆除のイベントを企画し、41名の従業員とその家族、協力会社が参加しました。釣果は4.7kg、約200匹の大量の外来魚を駆除しました。
琵琶湖の生態系保全活動として滋賀県の外来魚駆除の取り組みを紹介したこのイベントは、家族で環境について考える良い機会になりました。
いざ!準決勝に向かうティエラチーム
外来魚釣りの合間にペーロンを応援
ペーロンのスタートを見ながら魚釣り
外来魚でもたくさん釣れたら楽しい♪
外来魚駆除に成功しました。勝利!
外来魚リリース禁止!回収ボックスへ