藤田征樹選手、アジア自転車競技選手権大会で2冠!!
1月19日、8年ぶりの日本開催となる「2016アジア自転車競技選手権大会」(ロード種目:東京都大島町・トラック種目:静岡県伊豆ベロドローム)が開幕し、土浦工場技術開発センタの藤田征樹選手が、男子ロードタイムトライアル(C1-5)と男子3km個人追抜き競争(C1-3)の2種目で、優勝を果たしました。
ロードタイムトライアルは、大会初日の19日に実施予定でしたが、南岸低気圧による暴風の影響で19日のレースがすべて順延され、翌20日に実施されました。
コースは、海沿いの細かい起伏とコーナーで集中力を要する距離11.2kmを往復する計22.4kmで、藤田選手は、強風と波しぶきが襲う非常に厳しいコンディションの中、アジア王者を獲得しました。
トラック種目2日目の27日に行われた3km個人追抜き競争では、予選を2位の選手と13秒近くの差をつけて首位で通過し、決勝でも好スタートを切り、最後までスピードが落ちないままの圧倒的な強さで金メダルを獲得しました。
藤田選手は、トラック種目1日目の26日に行われたチームスプリントとトラック種目3日目の28日に行われた男子1kmタイムトライアル(C1-5)にも出場し、チームスプリントでは準優勝、タイムトライアルでは第4位の成績を収めました。
藤田選手からは、「これから調子を上げていくという今の段階で、安定して速いタイムを刻んで良い結果を得られたことに、大きな手応えを感じました。3月開催のトラック世界選手権がリオへの最終予選となるので、そこで良い成果が出せるよう精進していきます」とのコメントが寄せられました。
今後とも皆さまの応援よろしくお願いします。
ロードタイムトライアルの表彰式の様子(藤田選手/中央)
3km個人追抜き競争の表彰式の様子(藤田選手/中央)