カンボジア・ボーサンポー村で、ため池の引き渡し式典を実施
12月10日、カンボジア北西部のバンタンバン州にあるボーサンポー村で、認定特定非営利活動法人「豊かな大地」(GEJ:Good Earth Japan)が支援して建設したため池がこのたび完成し、引き渡し式典が行われました。
このため池は、これまで使っていた小さく浅いため池2基を1つに集約して大きくすることで、村民120世帯、約450名の農業・生活用水を賄います。工事は11月初旬から始め、長さ59メートル、幅37メートル、深さ4メートルの大きなため池が完成しました。
式典には、GEJの理事長を務める住岡浩二執行役副社長が参加し、大人90名、子供たち60名の村人を含む総勢160名が集まって、ため池の完成を一緒に祝いました。村を代表して副村長より、「このため池と、別に整備してもらっている道路を村人たちの手できちんと維持管理していく」との力強い挨拶がありました。式典終了後は、集まった皆で、伝統料理であるクメールヌードル(米から作られた麺)を頂き、村人たちと和やかな触れ合いのひとときを過ごしました。
GEJは、カンボジアの地雷除去後の土地に住んでいる農民達の生活向上と自立支援のために、道路の整備や、生活・灌漑用水の確保に寄与するため池の造成など、インフラの整備を進めています。日立建機グループは、これからもGEJの活動を支援していきます。
住岡副社長(中央)のテープカット
式典の様子
式典に参加した皆さんと、完成したため池の中で