チョングエ川の環境保全(日立建機ザンビア)
日立建機ザンビアから出る排水は、休耕地を通り最終的にチョングエ川に流れ込みます。
この川は多くの役割を果たしており、地域住民の生活、川の中や近くに生息する生き物を守るために欠かせない存在です。
日立建機ザンビアでは、環境マネジメントシステムにより、石油などに含まれる炭化水素が排水に混ざって川に流れないように管理しています。このような物質は、人々や生き物の暮らしに被害を及ぼす可能性があるためです。
工場と作業場にオイルスピルキットと油水分離装置を設け、日常的に炭化水素が排水に混ざらないようにしています。さらには、業者と契約し、月1回モニタリングを実施、チョングエ川への排水の測定・検査を行い、地域の規制に対応しています。
日立建機ザンビアではSHE(Safety, Health and Environment)ポリシーに基づき、安全・健康・環境について法令遵守の徹底に取り組んでいます。地域の環境と暮らしのためにも、チョングエ川への炭化水素排出ゼロをコミットし、川の保全に努めています。
洗い場での作業
油水分離装置
油水分離装置(川への排水前)
モニタリング用サンプルポイント