部品再生工場のカイゼン活動が、国際QCサークル大会でプラチナ賞を受賞(日立建機ザンビア)
2020年12月1日から3日に開催された「第45回国際QC(Quality Control)サークル大会(以下ICQCC)」において、日立建機ザンビア(HCMZ)の部品再生工場チームの取り組みが最高位のプラチナ賞を受賞しました。
受賞したチームメンバーとHCMZ服部取締役社長(左から2番目) (※写真は、国際QC大会前のザンビア国内大会時の集合写真で、撮影時のみ一時的にマスクを外しました。)
「ICQCC」は、1976年から毎年アジアで開催されているQCサークルの世界大会です。今回は、新型コロナウイルスの感染防止対策のため、各国の代表チームは開催地のバングラデシュの本会場とオンラインでつなぎ、カイゼン活動の成果を発表しました。
HCMZの部品再生工場「EXCAVATOR」チームの発表の題目は、「Parts Centralization(部品の集中化)」で、マイニング機械の部品の棚出しに関する作業動線のカイゼンについて説明しました。
この取り組みによって、作業時間の短縮だけではなく、安全性の確保、作業員の疲労軽減、無駄な動きを省くことによる他作業への対応時間の確保などの効率化も実現しました。
「EXCAVATOR」チームの発表は各審査員から高い評価を受け、2018年に同大会で受賞した金賞を上回る、最高位のプラチナ賞を獲得することができました。
日立建機ザンビアは、今回の世界大会でも高評価をいただいたことを契機に、今後も継続してカイゼン活動に取り組んでいきます。
「EXCAVATOR」チームの発表の様子