スマホによる土量計測サービス「Solution Linkage® Survey」が「日本建設機械施工大賞」優秀賞を受賞
2021年6月29日
日立建機株式会社(本社:東京都台東区、執行役社長:平野 耕太郎/以下、日立建機)は、このたび、国土交通省の出来高算出要領*に準拠した、スマートフォンによる土量計測サービス「Solution Linkage® Survey(ソリューション リンケージ サーベイ)」に対して、一般社団法人日本建設機械施工協会より、令和3年度「日本建設機械施工大賞」優秀賞を受賞しました。
「日本建設機械施工大賞」は、建設機械および建設施工に関する技術などに関して、調査・研究、技術開発、実用化などにより、その向上・普及に顕著に寄与したと認められる業績を表彰し、国土の利用、開発・保全および経済・産業の発展に寄与することを目的として開設されたものです。今年度は大賞部門には12件、地域賞部門には2件の応募があり、厳正な審査の結果、大賞部門で4件、地域賞部門で1件が選定されました。今回、日立建機が受賞した優秀賞は、大賞部門において最優秀賞に次ぐ賞という位置づけです。
「Solution Linkage® Survey」は、スマートフォンで手軽に土量計測できるスタンダード版と、土量計測に加えて、土木施工現場の進捗管理ができるアドバンス版があります。アドバンス版による計測は、国土交通省の出来高算出要領に準拠しているため、お客さまは、工事の進捗に応じて発注者に部分払いを請求することが可能です。
日立建機グループは、これまでも、お客さまの身近で頼りになるパートナーとして、社会課題を解決するソリューション「Reliable solutions」の実現に取り組んできました。今後も、ICT、IoT技術を活用した「Solution Linkage®」の重点項目の一つとしてICT施工ソリューションを提供し、お客さまの求める、「安全性向上」、「生産性向上」、「ライフサイクルコスト低減」に貢献していきます。
*:地上写真測量(動画撮影型)を用いた土工の出来高算出要領(出典:国土交通省、ICTの全面的な活用)。
国土交通省は2019年度より、関係民間団体から提案を受けて、より迅速に基準類を整備する取り組みを開始。この取り組みで整備された同要領案は、スマートフォンやカメラなどで計測対象の外縁を撮影した動画を基に、現況の点群データを取得して出来高数量を算出するもの。
関連情報
- 2020年5月25日発表 ニュースリリース
- 2018年7月11日発表 ニュースリリース
商標注記
- Solution Linkageは、日立建機株式会社の登録商標です。
以上
トピックス記載の内容は、発表日現在の情報であり、その後予告なしに変更される場合もありますので、ご了承ください。