「LCA日本フォーラム奨励賞」を受賞
2023年1月30日
日立建機株式会社（執行役社長：平野 耕太郎）は、2022年12月、「令和４年度第19回LCA日本フォーラム表彰」において「鉱山機械部品の新品ならびに再生品における環境影響の見える化」の活動で「LCA日本フォーラム奨励賞」を受賞しましたのでお知らせします。授賞式は2月1日に開催される予定です。
「LCA日本フォーラム」とは日本におけるライフサイクルアセスメント*(Life Cycle Assessment: LCA)に関わる産業界、学界、研究機関の関係者が集うプラットフォームです。LCA日本フォーラムが2004年度に発足させた「LCA日本フォーラム表彰」は、製品のライフサイクルから環境負荷削減に取り組む企業、組織、研究者を応援することを目的とした表彰制度で、ライフサイクルアセスメントに関する活動に焦点を当て、その取り組み姿勢などを審査しています。
*製品やサービスのライフサイクル全体（製造・生産―流通・消費―廃棄・リサイクル）またはその特定段階における環境負荷の度合いを定量的に算出するための手法
今回の受賞にあたっては、鉱山機械部品の主要な油圧機器を中心として、CO₂や資源消費量の排出量をもとにした新品と再生品の製造工程における環境への影響を明確にした点や、規模の大きい鉱山機械を対象とした研究活動ならびにその成果が評価されました。受賞者は、部品・サービスビジネスユニット 再生事業部長の菅原 道雄、同事業部 サーキュラ―エコノミー推進部の吉本 光宏、金澤 智尚の計3名です。
今後も、日立建機グループは、再生部品をはじめとした環境負荷低減とサーキュラーエコノミーの実現に向けた研究を続け、社会課題の解決に貢献してまいります。
関連情報
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LCA日本フォーラム ウェブサイト LCA表彰
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金澤智尚, 松本光崇, 吉本光宏, 菅原道雄, 吉村彰大, 松野泰也, "リマニュファクチャリング技術適用による鉱山機械部品の環境影響評価" 日本LCA学会誌, Vol.17, No.2, pp.124-135, 2021. 第13回 日本LCA学会 論文賞 受賞
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Tomohisa Kanazawa, Mitsutaka Matsumoto, Mitsuhiro Yoshimoto and Kiyotaka Tahara, "Environmental impact of remanufacturing mining machinery", Sustainability, Vol.14, No.13: 8118, 2022.
以上
