フロントガラスを活用したアップサイクルコースターを製作
2024年4月2日
日立建機は、2023年より立風製陶株式会社・丸美陶料株式会社・ガラス再資源化協議会のご協力のもと、サーキュラーエコノミーへの貢献の一環として、建設機械から出る廃材からアップサイクルコースターを製作する取り組みを行っています。
アップサイクルとは、本来は捨てられるはずのものに対して、新しい付加価値を持たせ、全く別の製品に生まれ変わらせることです。建設機械メーカーとして、SDGs(目標12:つくる責任、つかう責任)への取り組みに貢献すべく、廃材のアップサイクルに取り組みました。
製作したコースターには、破損してしまったショベルのフロントガラスが活用されています。ガラスを細かく粉砕し、珪藻土(けいそうど)と混ぜて焼成したことで、高い吸水性を持った陶器製のコースターにアップサイクルすることができました。
このアップサイクルコースターは日立建機社内の売店で従業員向けに販売しており※、売上金の一部は赤い羽根募金へ寄付しています。また、ギブアウェイ品として社外へ配布し、本活動の宣伝を行っています。
第二弾として、他社製品とコラボしたアップサイクル製品の作成も検討しています。
日立建機グループは、再生・中古車・レンタル・サービスといったバリュー チェーン事業を通じて、廃棄量をさまざまな角度から減らす4つのR(Reduce・ Reuse・Recycle・Renewable)の活動を、グループ全体で取り組んでいます。アップサイクルコースターの製作は、部品再生プロジェクトの一環です。
※このコースターは、一般販売していません。