日立建機のフル電動ダンプトラックが、国際デジタル芸術科学アカデミーが主催する「Anthem(アンセム)賞2024」のResponsible Technology(レスポンシブル・テクノロジー)部門で銀賞を受賞しました。
アンセム賞は世界で変化をもたらしている企業や個人などが表彰されるもので、2021年に設立されました。第4回目となる今年は世界34カ国から過去最多の2,300件以上の応募がありました。
エンジンレス・フル電動ダンプトラックは重電大手ABB Ltd.(以下、ABB社)との共同開発です。日立建機が豊富な導入実績を持つトロリー受電式のリジッドダンプトラックをベースに、ABB社が開発したバッテリーシステムを採用することで、充電による停車を必要とせずに架線から直接給電し、連続稼働が可能です。また、バッテリー搭載量を抑えることで、車体に占めるバッテリー重量を軽くして積載量の最大化にも寄与し、高いコストパフォーマンスを発揮します。
日立建機グループは、フル電動ダンプトラックの実用化に向けた取り組みを加速し、鉱山機械からの温室効果ガス排出量の実質ゼロに貢献してまいります。
日立建機 執行役常務 マイニングビジネスユニット長 福西 栄治による受賞スピーチ
フルバッテリーダンプトラックで初めてアンセム賞を受賞し、大変光栄に思います。このたびのレスポンシブル・テクノロジー部門での受賞は、当社がどのように持続可能で信頼性の高い未来を築いていくかを示すものです。最近、私たちは「革新的ソリューションを提供したい日立建機グループの想い」の証として、ニューコンセプト「LANDCROS」を制定しました。日立建機はこれからも真のソリューションプロバイダーとして、お客さまと共に成長をめざします。
- 受賞スピーチ動画(アンセム賞のウェブサイト)
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