より使いやすく、快適に。
オペレータをサポートする機能を搭載。
新型ZW-7 シリーズは、生産機械としての基本性能を重視しながら、「より使いやすく、快適に」をテーマにオペレータの作業環境に配慮しました。
キャブの内装は、人間工学を元に機器の配置を見直しました。オペレータは、自然にシートに座った姿勢のまま、操作に必要なスイッチパネルやマルチファンクションコントローラに楽に手が届きます。サブモニタは、操作中に少ない視線移動で確認できるよう、右ピラー部に設置。AERIAL ANGLE(R)カメラシステムやペイロードチェッカーなどの情報を素早く確認できます。
考え抜かれた機能と高い品質が織りなす優れた快適性。時代はオペレータファーストへ。
操作空間
操作に必要な装置を「より使いやすく快適に」をテーマに配置を見直しました
サブモニタとスイッチパネル【NEW】
サブモニタは、操作中に少ない視線移動で確認できるよう、右ピラー部に設置。AERIAL ANGLE(R)カメラシステムやペイロードチェッカー、後方障害物検知システム(オプション)などの情報を素早く確認でき、作業効率向上と安全性向上に貢献します。
サブモニタの下に、作業時に頻繁に使用するスイッチを集約したパネルを配置しました。
熱線付後写鏡(電動調整式)【NEW】【オプション】
バックミラーは電動調整機能を装備しています。キャブ内のスイッチパネルから角度を調整できます。ミラーには熱線が内蔵されているため、雪の付着や曇りを防ぐことができます。
燃費向上
電子制御を駆使し、無駄を省くことで低燃費に貢献
アプローチスピードコントロール【NEW】
作業量あたりの燃料消費量
ZW180-7: 最大17%低減 *1
ZW220-7: 最大7%低減 *2
*1:
従来機ZW180-6 比較。スタンダードモード、アプローチコントロール強、最大作業量での当社試験値による
*2:
従来機ZW220-6 比較。スタンダードモード、アプローチコントロール強、最大作業量での当社試験値による
ダンプアプローチ時の車速を自動制限することで、無駄な走りすぎを抑制し、燃料消費量を低減する機能です。オペレータはブレーキ操作が減るため、積込み操作に集中できます。アプローチスピードコントロールの車速制限は、オペレータの好みに応じで3段階(弱/中/強)に調整できます。
アクティブエンジンコントロールシステム
発進加速、掘削、アプローチ動作、登坂走行状態をシステムが検知し、エンジン回転数を最適に制御します。これにより、燃料消費量(低燃費)と作業量(パワー)の両立をサポートします。
ECO ゲージ【NEW】
現在の燃料消費量の指標を緑色のゲージでモニタに表示し、オペレータに省燃費運転を促します。現在の燃料消費量は、エンジン回転数、メインポンプ圧力、速度比、エンジントルクなどに基づいて計算されます。
安全と⽣産性
積載量の可視化や後進時の注意喚起により生産性と安全性を向上
AERIAL ANGLE(R)カメラシステム 【NEW】
3つのカメラを使用して車体周囲の270度俯瞰映像をモニタに表示できます。表示映像はお好みにより2つのパターンを選択できます。キャブ屋根から張り出すように設置した側面カメラにより、タイヤ側面の死角を減らす工夫をしています。
周囲映像+後方視界
後方視界
後方障害物検出システム【NEW】【オプション】
後進時に障害物を検知すると警告を行うサポートシステムです。
車体後方に設置したセンサが対象物を検知するとモニタ上に対象物までの距離を表示させると共に、ブザーでオペレータに注意を喚起します。
AERIAL ANGLE(R) 360°カメラシステム【NEW】【オプション】
標準のAERIAL ANGLE(R)にフロントカメラを追加し、合計4つのカメラを使用して車体周囲の360°の俯瞰映像をモニタに表示。前方カメラはオペレータ着座位置より前方・高所に設置したことで、バケットエッジやフロントタイヤ付近の障害物などをモニタ上で認識でき安全確認をサポートします。
ペイロードチェッカー
バケット内の荷重を計量し、バケットの積載量とダンプトラックへの積載量を把握することで、過積載や過少積載などの予防に役立てられます。
サブモニタ上の情報は、グラフィカルな荷重ゲージを用いることで、残り重量などの確認作業をスピーディに行うことができます。さらにZW-7では、リフトアーム上昇時に荷重計測を行うことで、計測時間の短縮が図れました。
ライドコントロールの性能向上
悪路や雪道などの走行時に発生する車体の縦揺れ(ピッチング)や飛び跳ね(バウンシング)を打ち消すように車体の動きを自動制御する機能です。ZW-7では、掘削操作をシステムが検知すると、パフォーマンスを向上させるために作動・非作動のタイミングを自動的に変更し、乗り心地を向上させています。
メンテナンス性
メンテナンス性向上によりダウンタイムを低減
自動逆転クーリングファンの機能向上【NEW】
定期的にクーリングファンを自動で逆回転させ、ラジエータについたホコリなどを飛散できます。ZW-7では、ラジエータの温度上昇に応じて逆転のインターバルを20分または30分に自動調整します。
さらに、ラジエータの急激な温度上昇を検出した場合はサブモニタに点検を促すメッセージを表示します。
ワイドフィンラジエータを標準装備【NEW】
ワイドピッチの矩形フィンを標準装備。
目詰まりしにくく清掃回数を減らします。
優れたメンテナンスアクセス
上面に跳ね上がるエンジンカバーにより、広いスペースでメンテナンス作業が可能です。メンテナンスポイントは、地上からアクセスできる位置に配置し、容易に点検や部品交換が行えます。
車体右側
車体左側
目詰まりインジケータ付きエアクリーナ
エアクリーナは、インナ/アウタを用いたダブルフィルタを採用。定期的な清掃時はアウタフィルタを取外しエアブロアなどで清掃できます。エアクリーナが目詰まりを起こした場合は、メインモニタの警告灯でお知らせします。
新型ディスコネクトスイッチ【NEW】
2WAYのスイッチを採用し、通信機能などを維持した状態でバッテリ電源の遮断が可能です。
※ 掲載製品の内容は、予告なく変更することがあります。