日立建機が世界に誇るICT技術
日立建機はお客さまが求め、社会に役立つ建設機械をつくり出しています。世界トップクラスの機能・品質を持った建設機械は、どのようにしてつくり出されるのか、世界基準の技術力と製品群の一部をご紹介します。
ZX200X-6
ICT油圧ショベル
国土交通省が推進するi-Constructionに対応。
日立建機独自のマシンコントロール機能である「Solution Linkage Assist(ソリューション・リンケージ・アシスト)」を搭載。
施工現場のIoT化を実現する
「Solution Linkage Assist」
GNSS(Global Navigation Satellite System:衛星測位システム)受信機から得た機械の位置情報やバケット爪先の3D(三次元)情報を基に、設計値に従って機械のフロント(ブーム、アーム、バケット)をリアルタイムで半自動制御し、施工目標面を掘り過ぎることなく、効率的な作業が可能。
「3Dマシンコントロール」による 作業工程の削減
GPSやGNSSなどを用いた衛星測位システムと、フロント、車体の角度センサから算出した、機械の位置や姿勢の3D(三次元)情報を、施工対象の3D設計データと照合しながら、フロント作業をリアルタイムで半自動制御することで、丁張りや検測作業を大幅削減。生産性と品質の向上を実現します。
i-Constructionで
現場のオートメーション化
ICTを活用して土木建設現場の生産性を向上させ、企業の経営環境の改善を通して、建設現場に携わる人の賃金水準の向上と安全性の確保を推進する、国土交通省の取り組みであるi-Construction。日立建機では、三次元データを読み込み、半自動で簡単に操作できるマシンコントロール機能とマシンガイダンス機能を搭載したICT油圧ショベルを提供しています。
MINING DUMP TRUCK
マイニングダンプトラック
日立建機のマイニングダンプトラックは、高度車体制御などいくつかの日立グループの技術を搭載しており、高い生産性と信頼性を誇っています。日立建機グループの超大型油圧ショベルと共に世界中の鉱山で稼働しています。
MICTが変える安全のスマート化
マイニング業界では、鉱山経営の合理化・効率化が大きな経営課題となっています。日立建機は、こうしたニーズに応え、最先端の情報技術を活用して鉱山マネジメントに革新をもたらす、MICT(Mining Information & Communication Technology)の研究開発・事業化に力を注いでいます。
安全性を高めるダンプトラック
自律走行システム(AHS)
鉱山の採掘現場で稼働するダンプトラックは、最大積載時の車両総質量が500トン以上にも達します。この巨大な車両を安全かつ効率的に運行させるためには、高度な運転スキルと経験を備えた人財が必要です。
さらに、その立地条件や厳しい自然環境下での作業が要求される事情もあって、近年では労働力の確保や安全な作業環境の実現がますます難しくなっています。 こうした課題解決に向けて日立建機はダンプトラックを無人化して自律走行させるAHS(Autonomous Haulage System)の研究開発を推進しています。
ConSite
Consolidated Solution for Construction Sites
世界に拡がり続けるIoT技術を駆使した
サービスソリューション「ConSite」
ConSiteは、日立建機独自の長年の開発、テクノロジーから生まれた自動レポートがお客さまの機械の稼働効率の向上、安定稼働、効率的な運用に貢献するサービスです。2013年に導入開始以降、日本をはじめ欧州諸国、オセアニアなどの先進国、アジア新興国で導入が始まり、全世界で導入実績が伸び続けています。ConSite契約機は19年3月末時点で約129,000台、113カ国・地域で稼働しており、33の言語にて展開しています。
お客さまのビジネスをサポートする日立のテクノロジー
日立建機の油圧ショベル、ホイールローダなどの建設機械に搭載されたオイルセンサなどの各種センサーから得た機械の稼働情報や位置情報を遠隔管理できるグローバルe-サービスのシステムを活用したサービスソリューションです。常にお客さまの機械を見守り、定期レポートは世界の33の言語で機械の稼働データを定期的に集計し、お客さまの毎日のビジネスをサポートしています。