ステークホルダーエンゲージメント
事業活動を円滑に推進するためには、ステークホルダーの皆さまとの良好な信頼関係づくりが必要不可欠です。日立建機グループでは、事業活動に伴う影響を的確に捉え、双方向のコミュニケーションを通じてグループが一丸となったCSR活動を推進していきます。
マルチステークホルダー方針
日立建機は、企業経営において、マルチステークホルダーとの適切な協働に取り組みます。
お客さまとの対話
安全、安心で価値のある製品・サービスを提供し、お客さまのご満足を追求
主なエンゲージメントの機会 | 頻度 | 2023年度の成果および実績 |
各販売店へのお問い合わせ | 随時 | 製品サービスへのタイムリーな対応 |
ICTデモサイトの活用 | 随時 | 2023年度は588名が来場 |
販売代理店との対話
パートナーとしての信頼関係を構築
主なエンゲージメントの機会 | 頻度 | 2023年度の成果および実績 |
サービスメカニックの育成支援 | 定期 | Hi-TEP(HCM Technical Education Program)の実施(技術研修センタ) 認定者数2,336名(2024年3月末時点の合計人数。ただし離職者は含まない) |
人財育成支援 | 定期 | MSSP(Marketing Sales Support Program)教育の実施 |
調達パートナーとの対話
パートナーとしての信頼関係を構築
主なエンゲージメントの機会 | 頻度 | 2023年度の成果および実績 |
調達説明会 | 年2回 | 調達方針および「日立建機グループ サステナブル調達ガイドライン」の遵守 |
「筑峰会」「ときわ会」「若葉会」 | 定期 | 相互安全巡視の実施、若手教育の推進 |
株主・投資家との対話
タイムリーな情報開示と積極的なコミュニケーションによる信頼関係の構築
主なエンゲージメントの機会 | 頻度 | 2022年度の成果および実績 |
株主総会 | 年1回 | グローバルガバナンスの強化 |
決算説明会 | 年4回 | 説明者:CEO、CFO、その他役員 |
事業説明会・スモールミーティング等 | 随時 | 事業説明会2回(テーマ:米州事業戦略、ESG 説明者:CEO、その他役員) 代表執行役の異動に関する説明会1回(説明者:CEO、COO) 決算発表後スモールミーティング4回(説明者:CFO、その他役員) 社長スモールミーティング1回 |
個人投資家向け説明会 | 年1回 | 説明者:CEO 概要:オンライン説明会を初めて開催。個人投資家とCEOが質疑応答を通じて対話 *工場視察会は新型コロナウイルスの影響により2020年以降中止しております。 |
証券アナリスト・機関投資家との個別面談 | 随時 | 対応者:CEO、CFO、その他役員、IRオフィサー 地域:日本・海外(欧州・北米・アジア・オセアニア・中東)※リモート含む 主なテーマ:本格的な独自展開を開始した米州事業戦略、新しい資本構成(日立グループからの独立)による変化、ウクライナ情勢やサプライチェーン問題等による建設機械市場および当社業績への影響など |
地域社会との対話
地域社会の一員として、社会問題の解決に取り組む
主なエンゲージメントの機会 | 頻度 | 2023年度の成果および実績 |
日立建機フェスティバル | 年1回 | 地域の住民が来場(土浦工場:2023年度は約10,000名) |
地域ごとの社会貢献活動 | 随時 | Webサイトでサステナビリティ ニュースとして発信 |
NPO/NGOとの対話
対話を重視し、共に社会問題の解決に取り組む
主なエンゲージメントの機会 | 頻度 | 2023年度の成果および実績 |
認定NPO法人豊かな大地への支援 | 随時 | 農業訓練27村 8,507名、学校建設5校、道路整備57.5km、橋建設1基、井戸設置8基(2007年度より累計) *「豊かな大地」の活動は、2020年3月で終了しました。 |
行政・業界団体との対話
法令の遵守、適切な納税を通じ健全な関係を保つ
主なエンゲージメントの機会 | 頻度 | 2023年度の成果および実績 |
日本建設機械工業会(CEMA) | 随時 | CEMA会員企業として法令遵守の推進 |
従業員との対話
働きがいのある企業としての責任
主なエンゲージメントの機会 | 頻度 | 2023年度の成果および実績 |
従業員意識調査の実施 | 年1回 | 16,585名より回答。職場における強み・弱みを把握し改善を図る |
経営幹部による国内外拠点へのキャラバン | 随時 | 従業員が直接経営幹部と対話し、職場の改善を図る |
労働組合との対話 | 定期 | 課題の改善と取り組みの推進、労働協約の見直しなど |
主な会員資格
日立建機グループは、業界団体などに参画し、さまざまな活動を行っています。
団体名 |
建設業労働災害防止協会 |
建設荷役車両安全技術協会 |
建設無人化施工協会 |
春光懇話会 |
日本機械学会 |
日本建設機械工業会 |
日本建設機械施工協会 |
日本建設機械レンタル協会 |
日本産業車両協会 |
日本フルードパワー工業会 |
※50音順にて表記
政治献金
2023年度の政治献金額:27万円
※この寄付は、当社が定める「日立建機グループ行動規範」「日立建機グループ企業倫理・コンプライアンスコード」および「日立建機グループ贈収賄・腐敗防止規則」に抵触しないことを確認しています。
尊重・準拠している国際的な規範や規格、ガイドライン
日立建機グループは、次の国際的な規範や規格、ガイドラインを尊重・準拠して、企業活動を行っています。
国際的な規範や規格、ガイドライン |
国連人権章典(世界人権宣言と国際人権規約の総称) |
国際労働機関(ILO)「労働の基本原則および権利に関する宣言」 |
国連「国連グルーバルコンパクトの10原則」「ビジネスと人権に関する指導原則」 |
ISO26000(社会的責任に関する国際規格) |
GRI(Global Reporting Initiative)スタンダード |
品質管理に関するISO9001認証 |
環境マネジメントに関するISO14001認証 |
労働安全衛生に関するISO45001認証 |
人的資本に関する情報開示のガイドラインISO30414認証 |