組織健康度の向上
組織健康度と推進体制
日立建機グループでは「誰もがイキイキと働ける職場環境の実現」をめざして組織健康度の向上に取り組んでいます。
組織健康度とは、「企業文化」「社員意識」「社風」などとも言われ、企業が変革を成し遂げるために、パフォーマンス(業績)の改善とともに必要不可欠な両輪となるものです。
日立建機では2013年より従業員サーベイを開始し、2017年からは部門横断の組織健康度ワークストリームを発足し、組織健康度の向上に向けた取り組みを行っています。
組織健康度の向上に向けた取り組みについて
日立建機では、従業員サーベイの結果に基づき、課題の抽出、施策の立案・実行、効果の確認・振り返りというPDCAサイクルを着実に実行することで、日立建機グループ全社の組織健康度の向上を図っています。※2023年度従業員サーベイは、16,585名が参加
課題の抽出、施策の立案においては、経営幹部のみならず社員も交えたワークショップ等を通じて施策の具体化を図るとともに、施策毎に責任者を任命し、施策実現ためのマイルストン管理や継続的なフォローを通じて、目標の達成につなげています。
導入施策の一例
主な活動 | 具体的な取り組み |
社内コミュニケーションの充実 | ・1on1の導入 ・タウンホールミーティング・ラウンドテーブルの展開 |
社内外のチャネルを活用した強化分野人財の確保 | ・経験者採用の強化 ・社内公募制度の導入 ・社員紹介制度(リファーラル)採用の導入 ・新卒者の職種別採用の導入 |
処遇評価制度の見直し | ・人事処遇制度の改定 ・評価の納得性向上に向けた評価面談のさらなる改善 |
人財育成、キャリアディベロプメントの実行 | ・キャリア面談の充実化 ・キャリア・スキルマップ、研修体系の整備 ・グローバル共通の自己変革プログラムの導入 ・幹部によるキャリアパス講演の実施 ・マネージャー向けコーチング研修の強化 |
業務改善の更なる推進 | ・業務効率化を推進するDXツールの導入 |
安全で健康な職場づくり | ・安全活動における双方向コミュニケーションの定着化 ・メンタルヘルスケア施策の拡充 |
職場環境の整備・改善 | ・部署間連携を促進するための本社オフィスリニューアル、各拠点の新棟建設 ・製造現場の職場環境の改善 |
今後も、従業員の声に基づいた施策の確実な実行を通じ、多様な人財が活躍し成果を発揮できる組織文化の構築、そして誰もがイキイキと働ける職場環境の実現をめざし、引き続き日立建機グループ全体で組織健康度の向上に取り組んでいきます。