DX銘柄 2022の「DX注目企業」に選定
2022年6月8日
日立建機株式会社(執行役社長:平野 耕太郎/以下、日立建機)は、6月7日、経済産業省と東京証券取引所が共同で選定する「デジタルトランスフォーメーション銘柄(DX銘柄)2022」の「DX注目企業」に選定されましたのでお知らせいたします。
DX銘柄は、東京証券取引所に上場している企業の中から、企業価値の向上につながる DXを推進するための仕組みを社内に構築し、優れたデジタル活用の実績が表れている企業が業種別に選定されます。また、DX銘柄のほか、注目されるべき取り組みを実施している企業が「DX注目企業」として選定され、2022年は日立建機を含む15社が選定されました。
当社は、中期経営計画において、新車販売中心から、全世界で稼働する機械をターゲットとするバリューチェーン事業へと、DXを活用したビジネスモデルの転換を進めています。また、お客さまの課題である安全性と生産性の向上およびライフサイクルコストの低減をめざし、建設機械の稼働情報や生産・在庫・販売情報を統合的に利活用し、デジタルソリューションの提供をはじめ、営業支援アプリを導入するなど、DXの取り組みを推進しています。
本選定にあたっては以下の取り組み事例について評価いただきました。
出展展示会概要
第3回建設・測量生産性向上展「CSPI-EXPO」
日時:2020年4月22日(水)~24日(金)10:00~17:00(最終日のみ16:00まで)
場所:千葉県・幕張メッセ
DXの取り組み事例
IoTとAI技術を活用し、鉱山現場の課題解決に貢献するサービスソリューション「ConSite Mine」
本ソリューションは、お客さまと販売代理店などのサービス員が、電子メールやスマートフォンのアプリに届くレポートなどで、故障の予兆などの鉱山機械の状態を遠隔監視します。サービス員は、レポートやAIによる分析結果を確認して、鉱山機械の状態に合わせて適切なタイミングでメンテナンスや点検、部品交換を提案し、ライフサイクルコストの低減および機械の運転停止時間の抑制に貢献します。
デジタルツール活用によるお客さまとの接点の改革を実現した「コミュニケーションスタイルのDXプロジェクト」
日立建機の連結子会社で、国内事業を担う日立建機日本株式会社は、スマートフォン・タブレット端末専用の見積もりシミュレーターアプリを開発し、自社の営業活動で使用しています。このアプリを使用することで、電子化された製品情報や、新車・レンタル機材のシミュレーション価格(概算見積もり)、お客さまの中古車査定価格をその場で提示することが可能です。お客さま対応のスピード向上、品質向上、お客さま満足度の向上につなげます。
日立建機グループは、今後も「身近で頼りになるパートナー」として、お客さまに対する新たな価値創出に向けてDXを推進してまいります。
商標注記
- ConSiteは、日立建機株式会社の登録商標です。
関連情報
- 2022年 6月 7日 経済産業省ニュースリリース
- 2022年 1月24日
- 2020年10月14
日立建機について
日立建機は、油圧ショベル、ホイールローダ、道路機械、鉱山機械などの開発・製造・販売・サービスの事業をグローバルで展開している建設機械メーカーです。新車販売以外の事業である部品・サービス、レンタル、中古車、部品再生などの「バリューチェーン事業」の強化に注力し、デジタル技術を活用することで、お客さまとのあらゆる接点において提供するソリューションを深化させています。世界に約25,000人の従業員を擁し、2021年度(2022年3月期)の連結売上収益は1兆250億円、海外売上収益比率は約79%です。
詳しくは、日立建機のウェブサイトをご覧ください。
以上
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