3.環境負荷データ
私たちはこの美しい地球環境を守るため、環境方針に掲げた環境管理重点テーマである“省エネルギーの推進による地球温暖化の防止”、“産業廃棄物の削減”、“大気汚染を防止するためVOC(揮発性有機化合物)の排出量原単位の削減”、“水の有効活用と排出する水質の適正管理”に積極的に取り組んでいます。
エネルギーの原単位改善
生産過程における電力、燃料の省エネルギーを推進することで地球温暖化の防止を図っています。
2005年度を基準年度として、売上高を原単位として、現在では40%以上の改善を維持しています。
産業廃棄物の原単位改善
産業廃棄物の削減と再資源化を推進することで、資源の有効活用を推進していきます。
最終処分量(売上高原単位 0.5%以下 日立建機グループ目標)は分別回収の徹底で新ゼロエミッション基準を達成し現在は0.1%以下で継続しています。
化学物質の大気排出量原単位改善
PRTR法*1の対象となる化学物質の適切な管理とVOC(揮発性有機化合物)の削減に取り組みます。
化学物質は管理すべき日立50物質の大気排出量原単位削減を実施しています。施策としてはハイソリッド塗料の取扱い比率を高め、2016年度以降は基準年度2005年度比の売上高原単位改善率は30%以上の改善となっています。
*1 PRTR (Pollutant Release and Transfer Register):環境汚染物質排出移動登録
水の適正管理
生産活動で使用した工業用水は、放出基準を上回る自主管理値を設けて適切に管理するとともに水の有効活用につとめています。設備の更新、適切な配置の結果、工業用水の使用量は売上高原単位では2005年比で70%以上の改善率となっています。