部門紹介/設計開発
新製品の開発において中核を担う部門です。業務の起点は、関連部署からの情報収集となり、例えば営業部門より全世界のお客様のニーズや製品の操作における課題など、製造部門より生産効率向上のアイディアなど、常に様々なインプットをしています。そして、情報を分析・検証しながら新技術や新機種の開発、または応用製品の開発を推進しています。また、既存製品においては、全世界のグループ拠点と協業し、さらにお客様のお役に立てるように営業・サービスなど多角的な観点から製品改良を重ねています。
開発設計センタ
部門紹介
「設計者が製品開発の全プロセスに関わる」ことが部門の大きな特徴です。製品の構想段階から設計者自らが営業部門と一緒に全世界に足を運び、各国のお客様から直接インタビューする機会を得ています。また、試作段階ではいくつかの要素部品での分業化をしていますが、基本的には全設計者が製品全体のコンセプトを把握し、新製品の開発を推進します。そして、開発された製品の発売段階においても製品カタログやプロモーション動画などで設計者が大いに関わり発売を支援しています。
求められるスキル・マインド
基礎知識・先見性
機械工学の基礎となる「機械力学」「材料力学」「熱力学」「流体力学」の4大力学の知識は満遍なく実務で活用します。そのため、各力学における基礎知識は必須スキルとなりますが、ご自身の研究成果などがあれば、より業務にも役立つでしょう。また、近年のICTや電動建機の潮流において、これまで以上にソフトウェア・電子・電気工学の広範なスキルが求められていますので、常に時代を先取りするマインドを持つことが重要となります。
プレゼンテーション能力
技術者が自らの想いをカタチにするためには、同僚・上席者・関連部署などの社内をはじめ、お客様や市場に関係する人々へのプレゼンテーション能力が必要となります。学生時代の論文発表はプレゼンテーションのスキルを高める絶好の機会ですので、積極的な参加をお勧めします。また、当社へ入社した後もスキルアップを後押しする社内講習などの制度が充実していますので、やる気次第ではプレゼンテーション能力を飛躍的に向上させることも可能です。
語学力
世界を相手に仕事をするにあたり、主に英語でのダイレクトコミュニケーションが欠かせません。流暢である必要はありませんが、お客様から正確な情報や真の需要などを導き出すとともに、当社の技術・熱意を理解してもらうためのコミュニケーションツールとしての語学力が求められます。そのための社内講習も充実していますので、スキルアップを図ることが可能です。
部門長メッセージ
開発設計センタ
設計開発部門の特徴は、「設計者が製品開発の全プロセスに関わる」ことに尽きます。当社の製品が、世界中のお客様にお使いいただけているのは、常に個別の需要や現場状況などを設計者が自らの心身で理解し、それらを踏まえて製品開発を行ってきた結果と言えます。今後、より多様化する市場をリードしていくためには、一層の変革・成長が求められますので、設計開発部門の守備範囲も広がり、険しい道のりを歩むことになるでしょう。しかし、新しく世界に送り出した製品には格別の思いがあります。その思いを次の世代を担う皆さんとも共有したいです。
求職者に向けたコメント
当社の製品作りは、世界中のお客様をはじめ、グループ拠点や関連部署など、広範囲なコミュニケーション・情報収集によって成り立っています。前述の通り、構想段階から設計者が自らが足を運び、集めた情報こそが製品開発のコアとなり得ますので、探求心が旺盛かつデータ分析や仮説検証を積み重ねることができる人が向いているでしょう。製品開発の全プロセスに関わり、設計者としての能力を磨きながら結果を出すことにやりがいを見出せる皆さんと共に次の世代を担っていきたいと考えています。